太陽光発電について
2006 / 03 / 24 ( Fri ) オール電化住宅にしようとなり、次に気になってきたのは、太陽光発電です。
発電した電気を無駄なく利用できる。 経済的にも余った電気は売ればいいわけだし… 地球に優しいしね♪ オール電化住宅のメリット 深夜電気などの電気料金が割安になる時間に利用するのはとってもお得。 オール電化住宅にすると各電力会社によって5〜10%の割引がある。 オール電化住宅のデメリット 昼間の電気料金が通常よりも割高になる。 この昼間の電気料金が割高になるのは、専業主婦や小さいお子さんのいる家庭では辛い… 昼間のPCやテレビ(もちろんビデオもね)を考えなおさないといけなくなるもの… 太陽光発電は、昼間の太陽が出ているときに太陽電池が発電する自家発電システムです。 ということは、昼間の割高な電気料金を抑えることが出来る。 もちろん、余った分の電気は電力会社に売ることが出来ます。 こうなってくると、ますます気になる太陽光発電♪ 太陽電池モジュールには単結晶シリコンタイプと多結晶シリコンタイプがあります。 ぱっと見ただけではわかりませんが、見比べてみると 単結晶タイプは黒に近い感じで、多結晶は青とか藍色って感じ… メーカーさんは色の濃い単結晶のほうが発電量が多いという… もちろん、その分、お値段も高い… 単結晶シリコンタイプ 実用太陽電池として最も古い歴史を持っている 変換効率(太陽電池が光を電気に変換する効率)が比較的高い 原材料の精算に大量の電力を必要とし、製造設備への投資額も大きく、コストがかかるという弱みがあり、多結晶にシェアの首位を譲っている 発電性能、寿命の点でもっとも優れた太陽電池 多結晶シリコンタイプ 住宅の系統連系で市場の大半を占めている太陽電池 単結晶にあるような複雑な製造プロセスを簡略化し、コストを低減化させようとしたもの 細部を見るとよくわかるが、小さな結晶の集合体 同面積のセルでは性能面で単結晶に負ける モジュールとして用いる際には、限られた面一杯にセルを並べることで単結晶に見劣りしない出力が可能 変換効率という言葉がメーカーさんから良く出ますが、セル単体で言っているのか、モジュール単位で言っているのか、実験室レベルで言っているのか、設置の際の屋根面積に対して言っているのか、注意が必要です。 では、発電量ってどれくらい出来るの? 太陽光発電システムで得られる電力は、全国各地とも年間10,000kWh前後(10kWhシステム使用時)が確保できるようです。 一般に消費電力量が多い夏場には、太陽光発電量も多くなるのでピークカットにも貢献できるそうです。 地域別年間予想発電量(10kWhシステム使用時) 札幌 10,214 仙台 10,021 東京 9,777 名古屋 10,727 金沢 9,532 大阪 10,225 高松 10,889 広島 11,102 宮崎 11,148 福岡 9,847 那覇 10,639 この予測発電電力量は、NEDO全国日射関連データマップの日射量データ(1961〜1990年までの平均)を用いて算出してあるそうです。 また、気象条件、立地条件、設置条件などの諸事情により、実際の発電電力量とは異なる場合があります。 もっと詳しく知りたい!!って方は、SOLAR CLINIC内で地点別に調べることが出来ます。 余った電力を売れるのも魅力なのですが、余った電力を売るには、発電機(パワーコンディショナ)の出力電圧が電力会社の出力電圧よりも高い必要があります。 でも、実際は、地域により電力会社の供給電圧が高すぎて自宅で余った電気を効率的に売ることができない事例が多々起こっているそうです。 太陽電池はどれくらいもつのでしょう… メーカーさんは、『半永久に持ちます』と言われました。 本当に半永久なら確実に元手は取れるわけですよね? 突っ込むと曖昧なお返事… そうなると調べてみないとね… 太陽電池の寿命は20年以上の期待寿命があると言われています。 実際に使用できなくなるのは、セル以外の部分です。 太陽電池はガラス、アルミ、セル、EVAの複合構造になっています。 通常の使用環境でも寿命を過ぎたモジュールはアルミフレームの腐食、セルを封入するEVAの変色など経年劣化がひどくなると廃棄、交換になるようです。 また、運送や工事のときに誤って表面のガラスを割ってしまうことがあります。 こうなると半永久とは言えないですよね? 影(山、ビル、樹木、電柱など)が太陽電池に掛かった場合、発電量が低下します。 (ゼロにはならず、影の部分でも周囲からの散乱光により1/10〜1/3くらい発電するようです) やはり、なるべく太陽電池には影がかからないように工夫が必要です。 色々考えると、元手を取ろうと思って太陽光発電にするより、地球環境に優しいから太陽光発電にするということになるのではないでしょうか? 先ほどとは違うメーカーさんに教えていただきました。 『一応、会社としては太陽光発電をおすすめしているものの、個人的には時期が少し早いのでは?』と… 『現在、非結晶質の太陽電池が開発されつつあるそうですし、いづれは蓄電できるものも出てくるでしょう。』が理由のようです。 非結晶質の太陽電池… それは何でしょう? もしかして、アモルファス太陽電池(シリコン非晶質)のことかも? 違うかもしれませんが、一応、アモルファス太陽電池について… アモルファスは全く結晶性のない原子の集団のこと 結晶系は見える光に反応するが、アモルファスは特に蛍光灯下で性能を発揮する 変換効率が低いために電力用途としては結晶系にかなわない 製造プロセスは反応温度が低いため、製造過程において結晶系ほど電力を必要としず、所要資源量も数百分の一程度と少ないためコスト削減の旗手として注目されている ぐにゃぐにゃに曲げることができるため、曲面をした屋根や美観を重んじる場所での使用が可能 紫外線による劣化があるため、出荷時に定格以上の出力のものが求められる (設置直後は定格以上の出力があるが、歳月が経過するにつれ出力が低下する) 結晶系と同等程度の出力を得ようとすると結晶系の1.5倍ほどの設置面積が必要 コストは安くなりそうですが、変換効率ではちょっとですよね… でも、サンヨーさんが単結晶セルとアモルファス層のハイブリッド構造にして、面積当たりの発電量を飛躍的に向上させたものを出しているそうです。 商品名はHIT太陽電池だそうです。 Heterojunction with Intrinsic Thin layer (HIT)の略号からきている。 結晶系太陽電池と比べて、温度の影響が少なく、特に温度の高くなる夏場の発電に差が出るそうです。 これはすごいですね♪ 後は、設置場所の問題でしょうか… |
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